10月末前回の45cmに気をよくして、贄浦旧堤防へ行ったが、カワハギ、グレ、アヅキマスに終わった。
勢いよくウキ沈めるがすっぽ抜けばかりで、潮はよく流れ、根掛かりが多い。底に海草が生い茂っていて、ベラなど、小魚がかかるとそれに巻いてしまい、仕掛けは回収不能になった。

11月の初旬、再び五ケ所浦を訪れた。桟橋からボートを出させてもらい、養殖イカダの近くにアンカーを打ったが、北風が強く、マッシュルームアンカーは流れてしまい、役に立たなかった。
風の有無はともかく、かかり釣りではボートをしっかりと固定できなければ、ボイントを作れない。
結局早々に退散し、その日は早く家路についた。

外道たち
51cmと私
11/10の釣果
carol氏たち
きれいな43cm


11月10日、晴れ、長潮。やはり贄浦旧堤防に戻っていく。
11:30〜16:30の間堤防にいた。。
キュウセン5尾。イソベラ10尾以上。カワハギ、木っ端グレ。
ひっきりなしにアタリがあり、大抵はハリ掛かりする。

チヌはいるやらいないのやら、全く確信が持てなかった。
大体ここ数十年もの間、11月以降に釣ったことはないのである。
そろそろ、シーズンも終わりで、例年納竿する時期になっていた。
今日食わなかったら、もう今年はやめようと思った。
エサ取りがあまりにもにぎにぎしいし、まあ、最後だからもう少し粘ってみようと、半ば勝負を捨てかけていた。

1時ごろ、ボラの鱗がハリに付いている。ボラは少ないようだが、時折スレアタリのようなものが出ていたのだ。
1時半ごろより、餌が残る場合が出てくる。
こうなれば、チヌのいる確率はかなり高そうだ。

2時55分。オキアミの餌に替えて2度目、イソベラかと思ったら、中層よりやたら引き込んでいく。大したことのないサイズだ。
43cm。

この場所は、いつも大抵1枚で終わる。おそらく2枚目はないだろう。しかし、ダンゴはまだ残っているので、続けることにした。
3時15分。オキアミを2尾付け、後のものは頭を取っていた。なるべく大きく目立つように工夫したつもりだ。

なかなかダンゴが割れず、視認しにくいので立ちあがって見ていると、そのままウキを沈めていく。
合わせる。最初は大したことはなかったが、中層からの締め込みが先ほどのものより、激しく、重々しい。
浮かせて見てびっくり、明らかに年なしだ。
しかも、前回の52cmより大きく感じる。体高があり、頭もデカイ。
こんな時に限って、スケールも、デジカメも持ってきていない。
でも、家に帰って測ってみたら、51cmであった。

その後ボラ。少ないようだが、やはりいたのだ
近くに仕掛けがいくとイソベラ。
明確なアタリを合わせたら、大変な引き。竿で耐えるがハリス切れ。ボラか、フグか。
たぶん大フグだろう。

ダンゴがなくなり最後の一投。オキアミを4尾ぐらいまとめて付けた。
タナの深いところへ投げてしまったのか、ウキが浮いてこないし見えない。
しゃくってダンゴを切ろうと思ったが最後なので、待つことにする。
しかし、時期が来ても浮いてこない。
しかたがないので、これで終わりかと仕掛けを上げたら食っていた。
43cm。
16時納竿した。
まだチヌはいる。
これで今シーズンの納竿が先延ばしとなったのは、言うまでもない。

以後、釣行記原簿から。

11/17(土)晴れ 小潮

二エ浦旧堤防。
名古屋のcarolさんらに会う。
carolさんは、最近私のHP掲示板に来てくれる人だ。
12:00〜16:30。
潮澄み最初視界にグレ少ないが撒き餌をすると寄ってくる。
玉ウキオモリなしでやる。
イソベラ、キュウセン雄と釣れるが前回より少ない。
完全フカセでオモリなしだが、やはり根がかりする。
自立棒ウキは扱いにくい。
結局いつもの仕掛けにもどす。
14:00頃、ボラ。
地合だが食わない。
16:00。やっと43cm。アケミ貝。
ダンゴ割れず水面下で漂っていて引き込んでいったもの。
その後フグ。
出船場所でゴムボートで堤防へ向かう2人あり。
メバル夜釣りに通い詰めているらしい。
春にも冬にもチヌは目撃するといっていた。
魚影は濃いようだとも。

11/24(土)晴れ 長潮

贄浦旧堤防。烏賊が群れている。
堤防前の仕立て舟でキスが釣れている。
11:30〜16:00。
潮澄み、グレは中型が内側にいる。前回より視界の魚少ない。
ハリスを一尋とる。
キュウセン、イソベラ。
地合の満潮後、ダンゴの割れが極端に悪くなる。
アミドリップを入れたせいではない。
15:00ボラが掛かる。
その後アヅキマス。
結局本物は来なかった。


釣行記14に続く
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