奥が新参の20p
釣り針が大きかったためにまだ傷が癒えない
18p 攻撃を加えられ魚体が傷んできている
18pリリース後、悠々と泳ぐ20p

7月 3日(土)

9時過ぎ西の川へ出向き、中里氏がいる。
氏は今日は調子がいいと言い、釣れるのを待つ。
最近は型がよく、25pを越えるものも多いという。しかし、それでは水槽には大きすぎる。
ちょうどいいサイズを釣るには腕のいることであろう。
ほどなく、氏は20pを釣り上げ、これをもらってきた。
相変わらず天才的な腕の冴えだ。

7月 4日(日)

大潮だったので、小林裏で手長エビの小さいものを多数採取し、水槽に入れる。
チヌたちは特に興味を示す様子はない。
以前からいる18pは餌のチリメンジャコを無警戒に食べている。

7月 7日(水)

新参の20pが以前からいる18pに攻撃を加えるようになってきた。
ライトをつけると興奮するのか、排他的行動は烈しくなるので現在消している。
20pはまだ餌は食べない。
釣り獲られた時のハリの傷跡がまだ癒えぬせいか。


7月 9日(金)

やっと20pが餌を食べた。遠くで観察している時にである。
近くでのぞき込んでいると、絶対食べない。
18pは平気で食べるのに。
あまり大きさは変わらないのにこの違いはどうだろう?

7月11日(日)

あまりに排他的行為がはなはだしく、魚体が痛んできたので、18pはリリースした。
こいつは結構水槽に慣れていて餌もよく食べたのだが、殺されると思えば仕方がないので決断した。
元気に産まれ故郷の宮川に帰って行った。

7月14日(水)

一人になったら、やたら警戒心が増し、水槽の側を通っただけで驚いて水面上まで飛び上がる。水しぶきが上がって下まで飛ぶ。いちいち床を掃除するのが億劫だ。
それに、餌の食いもよくない。
二見浦の海水を5gほど汲んできて水位を増し、エアレーション器具の部品を掃除することで、酸素量を増やし、水流をよくした。
かなり落ち着き、今は側を通ってもジャンプしない。

7月18日(日)

いつの間にやら、たくさんいた手長エビの稚魚がいなくなっている。
どうも、夜中にせっせと食べていたらしい。
こういう生き餌の方を好むのか。

大潮だったので、また手長エビ稚魚を採取に行くが、前回ほど潮は干かず、全く採れない
仕方がないので、コメツキガニを多数採ってきた。
これなら好物に違いないから、そのうち食うだろう。

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