前山 豪儀(まえやま ごうぎ)

06,12月、三が所の夜釣りでメバル 夏季限定の2980円ボートでの釣り 2006年夏キス釣り出発

いやはや、とんでもない人である。氏とは2004年に出会ったが、まず最初に驚いたのは、共に夏、奈屋浦へ行ったときの事であった。
氏は2980円のビニールボートを持ち出し、大海原に漕ぎ出し、海パンをはいて釣りをしたのである。私のボートに重量級の氏は同乗できないための策であったが、このことは誰に話しても驚かない人はいない。
氏と、雨の日に潮干狩りに行ったときのことである。大体雨の日は誰しも遠慮するものであるが、氏は私と共に断行し、カッパの下スボンが破れたのにも関わらす、延々と掘り続けた。
折りからの風が強くなり、雨も激しくなってきた。このまま中州に居ると、風波が高くなり岸へ帰れない可能性が出てきた。私は氏に何度も帰ろうと促したが、全く聞き入れず、説得に大変な労力を要した。
帰りのボートの中で(荷物が少ないと私のボートは2人乗れる)、氏は、「もし、帰れなかったら、中州で一晩過ごせば良かったのだ」と、うそぶいていた。
アサリが大漁だったのはいうまでもない。

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